母と兄「大丈夫やから」震災後に火災 今も自分を責めて——贯通日本资讯频道
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母と兄「大丈夫やから」震災後に火災 今も自分を責めて

阪神・淡路大震災から24年となった17日、神戸市須磨区の納(おさめ)みよしさん(81)は体調が優れず、昨年まで足を運んできた東遊園地(神戸市中央区)での「1・17のつどい」には参加できなかった。布団の中でうつらうつらしながら、亡き母と兄を思った。


【特集】阪神大震災


阪神大震災とは 6434人が犠牲


今も、2人の死を完全に受け入れられてはいない。時間が流れるほど、夢に見る日が増えた。母が得意だった煮物料理を一緒に作ったり、兄と笑顔で話をしたり……。2人を救えたのではないか、と思いが募る。


震災当時、神戸市灘区のマンションに住んでいた。壁に亀裂が入り、玄関のドアはゆがんだ。温水器が倒れ、室内は水浸しになった。4日後、夫の佳三さん(79)と長女かおるさん(51)の3人で大阪市内の親類宅へ身を寄せた。


その直前、神戸市兵庫区の実家を訪ねた。屋根が破損した程度。母の荒川スミさん(当時90)と兄の信夫さん(当時60)は無事だった。「大丈夫やから」。母は背筋を伸ばしながら言い、兄は「心配すんな」と繰り返した。安心して、実家を離れた。


暗転したのは親類宅に着いて、…


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