(26日、大相撲初場所14日目)
玉鷲と貴景勝、ともに譲らず 1差で千秋楽へ 初場所
取組後、タオルで目頭をぐっと押さえた。「泣いてはないです」。玉鷲は首を横に振ったものの、重圧から一瞬解き放たれた涙腺はたしかに緩んでいた。
初優勝がかかる。前の一番では、1差で追ってくる貴景勝が勝った。襲ってくる緊張感。立ち合い、仕切り線に拳を付ける所作まで頭から抜け落ちていた。「真っ白になって、いつもどうしていたんだっけって」。待った、をした。
2度目で立つと、体重198キ…
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