大相撲初場所(東京・国技館)千秋楽の27日、三賞選考委員会は殊勲賞に西小結御嶽海を選んだ。御嶽海はけがにより4日間休場しており、15日間を皆勤しなかった力士では初めて、三賞を受賞した。
貴景勝の大関昇進「全取組後に判断」 審判部長が意向
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御嶽海は今場所、3横綱を撃破。千秋楽まで優勝争いをしている玉鷲、貴景勝の両関脇にも土をつけている。一方、1947年に始まった三賞制度の歴史で、休場した力士が受賞した例はなかった。
選考委は、日本相撲協会の審判部の親方や取材経験の豊富な記者らで構成される。再出場した11日目に白鵬の連勝を止めたことが優勝争いの流れを変えたとして、高く評価された。