娘は2歳で白血病 「親も頑張らないと」涙のあとの決意——贯通日本资讯频道
您现在的位置: 贯通日本 >> 资讯 >> 社会(日语) >> 正文
娘は2歳で白血病 「親も頑張らないと」涙のあとの決意



帰宅しようと病室を後にする父親の和也さんを寂しげに見つめる2歳の古城琴音ちゃん(中央)=2019年1月29日午後、長崎市の長崎大学病院、池田良撮影



[PR]


がんとともに 子どもたち


「また来るね」。病室を出る古城(ふるしろ)和也さん(45)を、娘の琴音ちゃん(2)が見つめた。1月末、長崎大学病院(長崎市)の小児病棟。仕事が休みだった前日から付き添い、午後に妻の夕恵(せきえ)さん(38)と交代した。


親が帰り寂しい気分 夜の院内、心落ち着かせる大人たち


【特集】がんとともに ネクストリボン


急性リンパ性白血病で昨年12月10日に入院して1カ月半。琴音ちゃんの病名を知った時、和也さんが思ったのは「助からないかも」。夕恵さんは涙を流すばかりだった。


だが、医師からは「8~9割は治る」と言われた。琴音ちゃんは治療で髪が抜け、ぐったりする時間が増えたが、小さな体で吐き気や注射にも耐えている。「親も頑張らないと」。2人は心を決めた。




母親の胸でぐずる古城琴音ちゃん(2)。夕恵(せきえ)さんは顔を寄せ、ゆっくり体を揺らした=2019年1月29日午後、長崎市の長崎大学病院、池田良撮影



車で約2時間の自宅と病院を交代で行き来し、体を縮めて病室のベッドで添い寝する。琴音ちゃんには、まだ幼い3人の姉がいる。夕恵さんの母親と弟の助けを借りながら、力を合わせて危機を乗り切ろうとしている。


感染を防ぐため、琴音ちゃんはクリスマスも正月も個室から出られなかったが、抵抗力がついて1月下旬に大部屋へ。今はプレイルームで過ごすのが大のお気に入りだ。食事後、自分でベッド周りのカーテンを開け、マスクをして「さあ、連れてって」とサインを送る。


一家の楽しみは次の外泊だ。見通しは春の入り口ごろ。末っ子の帰りをみんなが待っている。(上野創)


新闻录入:贯通日本语    责任编辑:贯通日本语 

发表评论】【加入收藏】【告诉好友】【打印此文】【关闭窗口

相关文章

改元で10連休、暮らしの注意点 病院・保育・旅行…
それぞれの成長喜び、記録して ダウン症児の子育て手帳
白血病患者に子授かる希望を 卵子・精子凍結の支援募る
お産事故で赤ちゃんに脳性まひ、3割で陣痛促進剤を使用
新出生前診断、日産婦が条件緩和決定 施設倍増の見方も
命めぐる決断に寄り添えるか 新出生前診断、条件緩和
妊娠中、薬を使う選択も 治療効果とリスクを見極めて
一番の敵は「毒親」でした 虐待サバイバーたちの叫び
シングルマザー、子育て実家頼み 助教の女医「きつい」
新出生前診断、施設の要件緩和する案 常勤医の態勢など
新出生前診断、施設の要件緩和する案 常勤医の態勢など
風疹の定期接種を拡大へ 患者多い30~50代男性対象
風疹で子に障害…自分責める母たち「どうか予防接種を」
妊産婦の死因、自殺がトップ 産後うつでメンタル悪化
医療的ケア児「社会で支えて」 元NHKアナが本出版
働くママ、初の7割超え 17年の国民生活基礎調査