フィギュアスケートの四大陸選手権で初優勝した男子の宇野昌磨(トヨタ自動車)が12日、開催地の米国から帰国し、成田空港で取材に応じた。報道陣との主なやりとりは次の通り。
笑顔の宇野「準優勝との差、実感」 四大陸初Vから帰国
帰国の紀平「フリーの方が集中できた」 四大陸Vで凱旋
――金メダルを取った感想はどうか。
日本に帰ってきて、優勝と準優勝では、これだけの違いがあるんだなと、実感させられております。
練習を積み重ねての優勝ではなかったので、やりきったという実感や達成感というものが、いつもより少ないかなと思う。その少しのモヤモヤは(3月の)世界選手権にぶつけたいなと思っています。
――フリーでは今季世界最高得点を出した。
フリーの前は本当に何も考えずに、ただ自分はできるんだ、と自分に言い聞かせてフリーを滑った。ジャンプ構成も少し落としていましたし、すごくよかったというよりも、最後までちゃんとやれたなっていう安心感の方が大きかった。
――ベストの状態ではなかった?
そうですね。ベストであれば、…