みずほ銀行とクレディセゾンは22日、包括的業務提携を今年10月で解消すると発表した。2004年に提携し、共同でクレジットカードのシステムをつくるなど密接な関係だったが、近年はスマートフォン決済などでIT業界などからの参入が相次いでおり、カードに特化した提携は見直す。 クレディセゾンはみずほ傘下のユーシーカード(UC)への31%の出資を解消する。クレディセゾンとみずほによるカード業務に関する会社は分割し、UCに関わる事業を切り離す。みずほとクレディセゾンが関わる「みずほマイレージクラブ(MMC)カード」事業は続ける。みずほはスマホ決済の「J―コインペイ」の普及に重点を置き、UCと協力して利用店舗を広げる方針。 みずほとクレディセゾンの包括提携は、加盟店開拓の営業や会員管理などの業務を分担し、他のカード大手に対抗する意味合いがあった。しかし現金を使わないキャッシュレスではカード以外の手段が増え、17年1月に業務分担は終了。両社の提携は一定の役割を終えた形になっていた。(榊原謙) |
みずほとクレディセゾンが包括提携解消へ スマホが影響
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