北朝鮮の朝鮮中央通信は7日、米韓が4日から新たな合同指揮所演習「同盟」を始めたことについて、昨年6月にシンガポールでトランプ大統領と交わした共同声明に反すると批判した。
同通信は「朝鮮半島の平和と安全を願う全同胞と国際社会の願いに対する真っ向からの挑戦だ」とした。
米韓の新たな演習は、毎年春に実施してきた大規模な合同指揮所演習「キー・リゾルブ」の規模や日程を縮小して実施されている。米国防総省は、定例の演習を縮小する理由について、北朝鮮の非核化に向けた「外交努力を支援する」ためと説明している。(ソウル=武田肇)