京阪神から山陰・山陽地方を走る新たな長距離列車について、JR西日本は19日、列車名を「WEST EXPRESS(ウエスト エクスプレス) 銀河」にすると発表した。西日本を宇宙、各地の魅力を星になぞらえた。外装は海や空を表現した「瑠璃紺(るりこん)色」で、側面に細長い白線を入れるという。2020年春の運行開始を目指す。
テツの広場
銀河は6両編成で定員は100人程度。日中に加え、夜行運転も予定している。「カジュアル」と「くつろぎ」がテーマで、寝転がれる「ノビノビ座席」や個室などゆったりした車内のつくりにする。4号車の全てと3、6号車の一部に乗客同士が交流したり、思い思いに過ごしたりできるフリースペースを設ける。
価格は通常の運賃と特急料金を想定しており、大阪―出雲市(島根県)で1万円ほどという。(波多野大介)