JR旅客6社は7日、大型連休期間(4月26日~5月6日)の輸送実績を発表した。10連休を背景に中長距離の利用客が大幅に伸び、前年比は5年連続のプラスとなった。
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JR各社によると、期間中に全国の主要46区間を通った新幹線や特急の利用客は、前年比19%増の1516万8千人。総数、1日あたりの利用客数(137・9万人)ともに、記録の残る2001年以降で過去最高を記録した。
各社とも新幹線の好調さが目立ち、北海道は45%増の12万人で、開業年の16年を抜いて過去最高となった。山陽は29%増、北陸(JR西日本管内)も26%増となった。(細沢礼輝)