山陽新幹線「ひかりレールスター」が日陰に身を置いている。「のぞみ並み」の速さと座席の快適さを売りに19年前にデビューしたが、現在は名前と裏腹に運行の大半が「こだま」だ。JR西日本は昨年から早期予約割引や専用動画で臨時列車をPRしてきたが、これも今月7日でいったん終了。再び「光」が当たる日は来るか。 【3D特集】ぐるぐる動く!歴代の山陽新幹線ずらり 【鉄道特集】テツの広場 午前10時13分、新大阪駅20番線に博多からやってきたレールスター「ひかり442号」が滑り込んできた。途中の17駅のうち、通過は4駅。約4時間かけて到着した。人気は健在で、車両の写真を撮る女性客も。16分後には「こだま739号」として博多に向かった。 JR西によると、レールスターは、京阪神と福岡を結ぶ空路とのシェア争いに勝つため、「切り札」として2000年にデビュー。最速285キロの700系車両を使い、停車駅を限定することで、従来のひかりに比べて約30分縮め、新大阪―博多間を2時間45分で走った。運行を始めた00年度は航空機の追い上げで、新幹線のシェアは62%だったが、その後はレールスター効果や、のぞみN700系の導入などで徐々に差を広げ、18年度は87%を占めている。 異色の存在 車内も快適だ。指定席はグリーン車と同じ左右2席ずつで広々。車内放送を極力なくした車両「サイレンスカー」が話題を呼び、座席間のひじ掛けに子ども用クッションを置くサービスもあった(ともに11年廃止)。4人用の個室は、現在もひかり運用のみで乗ることができる。 JR西の関係者は「国鉄時代か… |
ひかりレールスター、日陰の日々 快適でも…9割こだま
新闻录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语
相关文章
車内コーヒー、あえて続ける東海道新幹線 各社撤退の中
九州新幹線に新デザイン、ミニーが仲間入り 8月から
リニア工事遅れに懸念の声相次ぐ JR東海株主総会
乗れば2千円助成 「日本一小さい新幹線のまち」の現実
リニア・鉄道館にN700系先頭車 トレーラーで搬入
近鉄、蓄電池車両の導入も検討 万博会場行き直通列車で
「月収の基準ずれてる」 阪急電鉄の中づりに批判殺到
消えゆく2階建て新幹線 あと2年で「引退」二つの理由
ミッキー新幹線出発!JR九州「ワクワクしながら旅を」
時速360キロ運転、次世代新幹線の試験車両が完成
伊豆の新特急は「サフィール踊り子」 グリーンより豪華
GWのJR利用者、10連休効果で2割増 過去最高に
グランクラスと四季島の「食」豪華刷新 気になる内容は
ミッキーマウス、新幹線の車体や座席に JR九州が運行
「平成の軌跡」記念乗車券を販売 名鉄
「がんばれよ。今いる場所で」 未来への車窓かすめた桜
壮大な旅、時刻表は今も6万部 正確な運行が生む「謎」
「山手線初電に支障あり」計画運休、翌朝起きた緊急事態
JR九州の博多駅長に初の女性「おもてなしに誠心誠意」
中央線特急で料金を過剰収受 計75件、最大800円
大正・昭和生まれ路面電車3両、長崎で「卒業」 解体へ
痛勤する?400円払う? 鉄道着席サービス、各社が力
名鉄名古屋駅、脱「迷駅」へ 再開発で線路4本に倍増
名鉄通勤電車 11年ぶり新型は防カメ、無料LANつき
JR西の新たな長距離列車は「銀河」 20年春運行開始










