フィギュアスケートの世界選手権第3日は22日、さいたまスーパーアリーナで女子フリーがあり、平昌五輪銀メダルのエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)が2大会ぶりの表彰台となる銅メダルに輝いた。
帰ってきた強いメドベージェワ 伸び伸び滑りきり3位
ショートプログラム(SP)で4位につけ、この日のフリーは3位。2回転半(ダブルアクセル)ジャンプで回転不足の判定は受けたが、耐えきった。今季はグランプリ(GP)ファイナルや欧州選手権を逃すなど、不振に苦しんできた19歳。シーズン最終盤に、復活の演技を披露した。
演技後の報道陣との主なやり取りは次の通り。
――感想は?
「今回は、全てに非常に満足。SP、フリーともに良かったと考えています。一番言いたいことは、本当に、自分がここに来られたのはすごいということ。今季はすごく大変だったし、世界選手権の出場資格を取るのにも苦労しました。ここに来て、これだけの成績を収められて、自分を誇りに思っています。多くの人と一緒に頑張ってきた結果。ここにいる全ての人、私自身のことをねぎらいたいと思います。数日間この喜びに浸ったら、また冷静になって努力を続けたいと思います」
――今大会はなかなか出場が決まらず、出られることになったのはぎりぎりでした。大変だったのでは?
「出場することが分かっている…