フィギュアスケートの世界選手権最終日は23日、さいたまスーパーアリーナで男子フリーがあり、全米王者のネーサン・チェン(米)が連覇した。報道陣との主なやりとりは次の通り。
フィギュア特集 Kiss and Cry
【写真特集】氷上の王座決戦
――今日の結果を受けて。
「この2人(羽生結弦とビンセント・ゾウ)と一緒にみなさんの前に立てるのはすごいこと。米国もメダリストが2人いてすごく喜んでいます。この大会はすごくいい経験になりました。日本では(お客さんが)精いっぱい応援してくれます。ショートプログラム、フリーともにいいプログラムができて満足しています。このような経験を重ねていきたいです」
――羽生結弦選手の直後で大歓声だったが、どうだったか。どう冷静さを保てたのか。
「結弦と日本で競技ができたこともうれしいです。当然彼が演技をすれば、客席は総立ちになる、しびれる雰囲気になると思っていました。幸いにも今日はくまのプーさんもリンクの片側に寄っていたので、ウォーミングアップがしやすかったです。日本のファンが私たち選手をどれだけ思っているのか、スケートをいかに愛しているのかは、氷を埋め尽くすくまのプーさんに表れています。自分自身もそれを見ると感動します。結弦の大きな歓声の後、私の歓声は少し少なかったかもしれないけれど、応援をしてもらえた。だから私はこの競技が大好きです」
――2022年北京五輪につい…