7日午前9時45分ごろ、千葉県君津市君津の発電会社「君津共同火力」の敷地内で、作業中のいずれも会社員、金子光男さん(49)=同市杢師3丁目=と山本龍耶(たつや)さん(31)=同県木更津市桜井新町4丁目=が高さ約30メートルから転落した。2人は病院へ搬送されたが、まもなく死亡が確認された。
千葉県警君津署によると、2人は発電所内のボイラー施設の外側で、搬入した機材が落ちないようにするため、他の作業員数人と鉄柵を設置する作業をしていた。事故当時、2人は腰に命綱となる安全帯を着けていたという。署が事故の原因を調べている。