7日午後3時すぎ、関西空港発上海行き日本航空897便(ボーイング737―800型機、乗客128人、乗員8人)で、離陸1分後に油圧系統の不具合を示す警告灯が点灯した。同機は引き返し、同3時58分に関空第2滑走路に着陸した。けが人はなかった。国土交通省関西空港事務所によると、誘導路付近で若干の油漏れが発見され、第2滑走路が約1時間閉鎖された。
日航によると、左側の主脚収納部付近で油漏れがあったとみられる。着陸時に航空管制官が白煙を目撃したが、漏れた油がブレーキの熱で気化した可能性があるという。乗客は別の便で上海へ向かう予定。