イラン訪問中の安倍晋三首相は13日午前(日本時間13日午後)、テヘランで最高指導者ハメネイ師と会談した。会談後、首相は記者団の取材に「トランプ米大統領と会談をした際、事態のエスカレートは望んでないとの旨の発言があった。大統領がどのような意図を持っているのか、私の見方をハメネイ師に率直に話をした。ハメネイ師と直接お目にかかり、平和への信念をお伺うことができた。この地域の平和と安定の確保に向けた大きな前進と評価している」と話した。
また、首相は「ハメネイ師からは、核兵器を製造も保有も使用もしない。その意図はない。するべきではないとの発言があった。緊張緩和に向けた道のりは大変困難を伴うものだが、この地域の平和と世界の平和と安定のために、これからも努力を重ねていきたい」とも述べた。