(23日、プロ野球交流戦 中日8―4日本ハム)
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日本ハムの吉田輝は勝利したデビュー戦と同じく打者に立ち向かったが、3回5失点。苦い初黒星を味わった。
一回に満塁のピンチを作ったのは初先発と同じ。ただし、前回は無失点に抑えたが、この日は痛打を食らった。ビシエドに投げ込んだ外角の144キロを右翼線に打ち返され、同点にされた。続く高橋にカーブを右翼に飛ばされ、大田の好捕で犠飛にとどまったが勝ち越された。三回も踏ん張りきれず、2失点した。
試合後は冷静に先を見据えた。吉田輝は「今のところは、変化球を練習していなかったですし、真っすぐがダメなら打ち取れないピッチングスタイル。真っすぐを打者に意識させられなかった。もう一歩、大きい進化ができればいい」。不得意な変化球よりも、持ち味の直球を今後も磨くつもりだ。