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老後の生活費は2千万円不足するとした金融庁の報告書。反発が広がると、政府はそれをなかったことに。「100年安心」と言われた年金と老後のおカネ、どう考えればいいのか。 岩城みずほさん(ファイナンシャルプランナー) 金融庁の報告書が話題になってから、老後資金に関するセミナーの参加者が増えたと聞きます。しかし、その裏に売りたい商品がある場合、コストの高い商品を薦められてカモにされます。不安だからといって、金融機関や保険販売の窓口に行って商品を買うのは待って下さい。まずは、一人ひとり違う必要な貯蓄額を知ることです。老後の収入の柱になるのは公的年金です。その受給額によって、必要な貯蓄額は違います。 記事後半では、年金改革に取り組んだ坂口力・元厚労相が金融庁の報告書を批判。山田俊浩・週刊東洋経済編集長が「定年後のお金」を語ります。 公的年金を補う自助努力が必要で、長期・積立・分散投資が有効だと伝わったのは良かった点です。私の20代の娘が、SNSでの炎上を見て、年金について聞いてきました。老後資金に興味がなかった人が、興味を持つきっかけになったと思います。 残念だったのは、平均値の数字… |
「2千万円不足」の衝撃、老後不安を解消する生き方とは
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