政治団体「れいわ新選組」を立ち上げた山本太郎代表(参院議員)は27日、東京都内で記者会見し、参院選での候補者擁立について「今の時点で(れいわへの寄付金は)2億円を超えた。10人は確実に立てる」と述べた。候補者を比例区と各選挙区にどのように振り分けるかは調整中という。
山本氏は6年前の参院選東京選挙区で初当選したが、改選となる今回の参院選では東京選挙区での立候補を表明していない。この日も「ここまで引っ張ったら、最後まで引っ張らないと面白くないでしょ。どうぞ、引き続きしびれてください」とけむに巻いた。
会見では、東大東洋文化研究所教授の安冨歩氏(56)の擁立を発表した。安冨氏はトランスジェンダーで女性装の教授として知られ、昨年7月の埼玉県東松山市長選に立候補し、敗れた。