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防災副大臣、地震後も赤坂のクラブに「飲酒やめて待機」

国土交通省で防災担当の副大臣を務める大塚高司氏(54)が、山形県沖を震源とする最大震度6強の地震が起きた18日夜、飲酒していたクラブに地震の後も滞在していたことがわかった。大塚氏の事務所は「地震後はアルコールをとるのをやめ、テレビで状況を確認し、店で待機していた。対応は適切だった」と回答した。


地震が起きたのは18日午後10時22分。気象庁はすぐに津波注意報を発令した。大塚氏の事務所によると、大塚氏はこの時、東京・赤坂のクラブで同僚議員と飲酒していたが、地震後は飲酒をやめ、店内で待機していたという。事務所は「いつ店を出たのか把握していない」と話している。


国交省によると、震度6以上の地震が起きた場合、3段階ある警戒態勢のうち最高レベルの「非常態勢」をとり、災害対策本部を立ち上げて事務次官以下、関係幹部が集まることになっている。関係幹部に参集義務がある一方、政務三役(大臣、副大臣、政務官)に義務はなく、18日も同省に登庁した政務三役はいなかったという。


政治家の災害対応を巡っては、西日本豪雨が起き、11万人に避難指示が出された昨年7月5日の夜、安倍晋三首相ら自民党議員が「赤坂自民亭」と称する酒席を開いてツイッターに投稿し、批判を招いたことがある。


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