ポーランドを訪問中の秋篠宮ご夫妻は1日、ワルシャワのポーランド科学アカデミー・ポフシン植物園を訪れた。お二人は春と秋の2回花が咲くという「ジュウガツザクラ」の変種のサクラを植え、付近一帯はこの日から「令和サクラガーデン」と名付けられた。
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このサクラは日本で品種開発され、ポーランドに持ち込まれた。ポーランドでは「最も美しいサクラの木」と言われているという。同植物園は自然に関する知識の普及を目的に設立され、カエデなど多様な植物が収集されている。
その後、紀子さまはお一人でワルシャワの青少年マルチメディア図書館を訪問した。くじに書かれた場面を、絵で表現していた子どもたちに「難しくありませんか」などと話しかけた。同館では、図書の閲覧、貸し出しのほか、IT講習会などが開かれている。(ワルシャワ=長谷文)