秋篠宮ご夫妻は21日、ポーランドなどへの公式訪問を前に、東京・元赤坂の赤坂東邸で記者会見に臨んだ。秋篠宮さまは、将来の皇室のあり方について問われ、「年を重ねれば当然のことながら活動の範囲は狭まってくる」「次の世代の人がいれば活動が広がることもありえます」などと述べたうえで、皇室が担っていく活動の範囲をはじめ「様々なところで考えていく必要がある」と述べた。
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天皇陛下は59歳、皇位継承順位第1位の皇嗣である秋篠宮さまは53歳。朝日新聞の取材で、秋篠宮さまは周囲に対し「兄が80歳のとき、私は70代半ば。それからはできないです」と、同年代で皇位を継承することの難しさを指摘していたことが判明している。
女性皇族と男性皇族に求められる役割は「基本的に同じと考えている」と述べたが、安定的な皇位継承のあり方に対する考えは「制度に関係すること」と、回答を控えた。
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