|
岐阜大会2回戦で、昨夏も大会を制した大垣日大が大垣南を10―0(5回コールド)で下し、順調なスタートを切った。投打に活躍した内藤圭史(きよし)君(3年)には、どうしても負けられない理由があった。 ニュースや動画をリアルタイムで!「バーチャル高校野球」 内藤君は試合前夜、一通のLINEを受け取っていた。 「負けてしまってごめん」 送り主は、選抜大会で優勝した愛知・東邦の主将石川昂弥(たかや)君(3年)。平成から令和へ。時代をまたいだ春夏連覇をめざしていたが、この日、愛知大会2回戦で敗れた。 2人は小学校時代、地元の選抜チームで一緒になって以来、家族ぐるみの付き合い。それぞれ甲子園を経験しているが、同じ大会で甲子園のグラウンドに立ったことはなかった。 「最後の夏、絶対に甲子園で戦おう」。それが2人の中学時代からの約束。石川君のLINEアカウントの一言メッセージは、ずっと「圭史と甲子園」だった。 「東邦は強いチーム。きっとプレッシャーで硬くなってしまったんだろう」。初戦を迎えたこの日、内藤君は「硬くなりすぎず、楽しもう」と自分に言い聞かせた。 目指すは、友と一緒に立ちたかった甲子園。「昂弥の分もやってやろうという気持ちです」 一緒に甲子園の約束を果たせなかった石川君は、敗戦後、一言メッセージを変えた。 「圭史は甲子園、僕は応援」(松山紫乃) |
東邦主将から届いたLINE 果たせなかった2人の約束
新闻录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语
相关文章
県岐商を最後まで苦しめた大垣西 下位2人、悔しさ越え
岐阜大会でトリプルプレー 2人が本塁へ…でも実は中飛
「きっと入れない」迷う女子生徒、監督はボールを投げた
売るだけじゃない「野球専門店」 流行対応、悩み解決も
伝統の「GIFUSHO」カラフルに 県岐阜商が新ユニ
中日1位指名の根尾、飛騨高山の中学時代も「最強世代」
根尾の地元・飛騨からアルプスに200人 歓喜にわく
東海大星翔、後輩に託す初勝利 下級生3人先発出場
大垣日大、一発攻勢で東海大星翔に逆転勝ち
かつての「鬼」の目に涙 阪口監督、32回目の甲子園へ
「背番号10」大垣日大・修行、昨夏の悔しさ胸にV完投
下着も共有の双子バッテリー、あうんの呼吸でピンチ回避










