佐賀県や福岡県などの記録的な大雨によって河川から流木などが流れ込んだ有明海で、国と地元漁協による漂流ごみの回収作業が実施されています。
「海上に漂流している木のくずなどを漁師が網を使って回収しています」(記者)
有明海では3日午前9時から、国交省の清掃船と地元漁協の漁船およそ170隻が参加して、漂流ごみの回収作業が続けられています。海上では、流木や漁師らが網ですくった木のくずなどが次々と清掃船に運びこまれていました。
一方、広い範囲で冠水した佐賀県武雄市では、細菌や微生物の発生を抑えるため、3日未明、自衛隊による道路の消毒作業が行われました。この作業は4日も佐賀県大町町の道路などで実施される予定です。