通信大手のソフトバンクが、2年間の利用を条件に通信料金を割り引くいわゆる“2年縛り”を、9月中旬から廃止することがわかりました。
携帯各社はこれまで、2年間利用し続けることを条件に端末代金の一部を通信料から値引く施策などで、利用者の囲い込みを進めてきましたが、関係者によりますと、ソフトバンクは9月中旬から“2年縛り”を廃止し、同時に途中で解約した場合の“違約金”もなくすということです。10月に導入される違約金の上限を1000円にする新しい規制に対応したもので、利用者は1か月単位で契約の乗り換えの検討がしやすくなります。
“違約金”をめぐっては、KDDIが一部の料金プランで1000円に引き下げると発表していて、今後、携帯各社に同様の動きが広がりそうです。