今年5月、神社のさい銭を盗んだ疑いで逮捕されていた陸上自衛隊高知駐屯地の23歳の陸士長を、高知駐屯地は9日付けで懲戒免職処分としました。
懲戒免職処分となったのは陸上自衛隊高知駐屯地・第50普通科連隊所属の小松和磨陸士長(23)です。
小松陸士長は今年5月、高知県南国市内の神社に侵入し、神社の扉を工具のようなもので破壊し、さい銭箱から4000円を盗んだ疑いで警察に逮捕されていました。その後の警察の調べで、他の神社のさい銭箱からも合わせて13件、およそ1万6000円を盗んでいたことが新たに分かりました。このため、高知駐屯地は小松陸士長を9日付けで懲戒免職処分としました。
第50普通科連隊の高原敏訓連隊長は「誠に遺憾。今後さらなる服務指導の徹底を図り、再発防止に努める」とコメントしています。