国際オリンピック組織委員会(IOC)と東京2020大会組織委員会(以下「大会組織委員会」)及び関連各方面は、東京オリンピックの新開催日程を2021年7月23日から8月8日、パラリンピックの新開催日程を8月24日から9月5日とすることを発表した。中国オリンピック委員会(COC)は、「IOCのこの決定を支持し、IOCと大会組織委員会が関連問題をうまく処理し、東京オリンピック開催を成功させることを信じる」とする声明を発表した。COC及び各競技協会は引き続きIOCと大会組織委員会及び各国際スポーツ競技団体と良好な意思疎通を行い、東京大会の日程と今後の各競技予選大会のスケジュールに基づき、大会参加準備作業計画とプランを積極的に調整し、感染予防・抑制対策を真剣に講じると同時に、全力で東京オリンピックへの参加準備を行う。人民網が各社の報道をまとめて伝えた。
北京冬季オリンピック組織委員会「東京オリンピック新日程による影響を評価し、冬季オリンピックを確実に成功させる」
北京冬季オリンピック組織委員会の関連責任者は3月31日、「東京オリンピック新日程による影響を評価し、確実に北京冬季オリンピック(2022年2月4日開幕)を成功させる」とした。
この関連責任者は、「東京オリンピックとパラリンピックの新たな開幕日が決まり、我々は半年前後の期間で夏季と冬季のオリンピックとパラリンピックを開催するという特殊な局面に直面する」と述べた。
同関連責任者はさらに、「我々は新たに確定した東京オリンピックとパラリンピックの開催日程に基づいて、具体的にその北京冬季オリンピックと冬季パラリンピックへの影響を評価する。IOCと国際パラリンピック委員会、オリンピックファミリーの各メンバーと共に努力し、適切に各方面の対応を行う。我々は東京と北京のオリンピック・パラリンピックが最終的に成功すると信じている」とした。 (編集AK)
「人民網日本語版」2020年4月1日