エアドーム構造で、外観は小さな巨人のようだ。拡張でき、収納と分解が可能。将来的に複合材料の噴出・積層により、コンクリート構造の永久建築物になる。深セン国家遺伝子バンクでこのほど、華大基因と易托邦が共同開発した移動可能インフレータブルP2レベル生物安全実験室「火眼実験室(エアドーム式)」の除幕式が行われた。同生物実験室はインフレータブル、低エネルギー消費で輸送しやすく、新型コロナウイルスの検査に対応する緊急時プランとなっている。1日あたりの検査量は5000−10000人分。南方日報が伝えた。
火眼実験室は華大基因が新型コロナ試薬キットによるスクリーニング・検査、及び将来のPCR検査に向け打ち出した専門的な生物核酸実験室だ。火眼実験室(エアドーム式)はエアドームのモジュール化構造を採用。梱包後は航空機により空輸でき、速やかに建設・配置できる。世界各国の常態化検査能力を支え、各国の感染状況を早期段階に抑えることを支援する。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年4月13日