華大基因の河北省「火眼」実験室がこのほど、石家荘市における新たな検査で約260万人分のPCR検査を終えた。検査を行った検体数は8日から現在の時点で、約528万人分を超えている。長城網が伝えた。
華大は今回の石家荘における新型コロナ感染症との戦いで、形式の異なる4種の「火眼」実験室を集結した。これには1日あたり検査処理量が10万チューブにのぼるソフト・ハードのエアドーム型「火眼」実験室、柔軟で高効率の車載「火眼」実験室、石家荘華大医学検験実験室に設置される通常の「火眼」実験室が含まれ、フル稼働の検査が順調に行われることを保証する。
同時に「火眼」実験室には、全自動分別処理システム、高スループット自動化ウイルス核酸抽出設備など複数の先進的な設備が配備されている。検査効率をスピーディに上げると同時に検査担当者の感染リスクを下げる。安全で効率的に、正確に検査できる。
「火眼」実験室は感染症との戦いによって生まれた全体的なソリューションだ。全体的な検査能力をスピーディに高め、各地の感染対策に科学技術力を寄与する。
華大基因が運営する「火眼」実験室は2020年6月30日現在、北京市、武漢市、深セン市、天津市など16の主要都市に設置された。全国の「火眼」実験室の1日あたり検査処理量は最大で20万人分を超える。
同時に華大基因は世界17カ国・地域で累計58の「火眼」実験室を運営している。世界の感染症との戦いにおける検査の需要を持続的に満たし、世界範囲で新型コロナウイルスの感染対策に協力する。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年1月25日