これは彼に送られた「配達する必要のないデリバリー」だったのだ。男性は道端の石段に腰かけると、一口一口味わいながら食べ始めた。そして食べているうちに思わず涙があふれ出るのを止められなかった。
デリバリー配達プラットフォームの従業員は、「このところ、配達員のために食事を注文するケースが非常に増えている。注文者は受取人を配達員にして注文し、規則正しく食事を摂るべきだと配達員たちに注意を促すメッセージを残している」と話す。
ネットユーザーからは、「平凡な人生にも、常にスポットライトを浴びる時が来るものだ」といったコメントが寄せられている。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年4月28日