中国は現在新型コロナウイルス感染対策の重要段階を迎えており、公共の場に立ち入り、公共交通機関を利用する際にはマスク着用が必須になっている。操業再開に伴う通勤・退勤時に一般的なマスクを着用する大多数の人々の中には、毎日何時間も着用することで肌荒れが生じる人がいる。広州日報が伝えた。
広州市中医病院皮膚科の潘慧宜副主任中医師が、その予防法を紹介した。
◆問題その1 顔の肌に跡がつき、皮が剥がれる
予防法:
1.ちょうどいいきつさのマスクを着用する。一般的には、通常の低リスク曝露の際に使い捨ての医療用マスクを着用する。耳にかけない、バンドを使ったマスクを着用するのも、耳の裏の肌の摩擦と圧力を弱めることができる。
2.長く着用しない。衛生条件が許すならば、2、3時間着用後に外すか、位置を適度に調整することで局部的な圧力を弱める。
3.着用前に局部に皮膚軟化剤を塗り、マスクの縁の摩擦による肌への刺激を減らす。
◆問題その2 紅斑、丘疹、かゆみなどのアレルギー反応が生じる
予防法:
アレルギー体質の人は着用前にマスクの材質を理解し、アレルギー成分を避ける。不織布、金属ワイヤー、ゴムバンドなどは一部の人にアレルギー反応、接触皮膚炎を起こす。同時に偽造・粗悪品の使用を回避する。マスクが湿っている場合はすぐに交換する。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年5月13日