中国物流・調達連合会、国家統計局サービス業調査センターが5月31日に明らかにしたところによると、今年5月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.6%となり、前月より0.2ポイント(p)低下したが、景気と不景気のボーダーラインとなる50%を上回り、経済は回復的成長の勢いを維持した。個別の指数をみると、市場ニーズは上昇傾向を維持し、企業の操業再開は安定を維持し、雇用活動も相対的に安定していた。人民日報が伝えた。
具体的な数字をみると、5月は生産指数が53.2%で前月比0.5p低下し、新規受注指数が50.9%で同0.7p上昇、新規輸出受注指数が35.3%で同1.8p上昇、輸入指数が45.3%で同1.4p上昇、出荷価格指数は48.7%で同6.5p上昇した。
国務院発展研究センターの張立群研究員は、「5月のPMIは小幅に低下したが、引き続きボーダーラインを上回り、経済が持続的に回復していることを示した」とみる。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年6月1日