澳門(マカオ)特別行政区政府と世界遺産都市機構(OVPM)が共同で主催した「マカオ特別行政区の世界遺産都市機構加盟プレート授与式」が7日、マカオでテレビ会議形式で行われた。これにより、マカオは蘇州と都江堰に続き中国で3番目のOVPM会員都市になった。中央テレビニュースが伝えた。
OVPM代表を務めるポーランド・クラクフ市のヤツェク・マイフロフスキ市長は会議でのあいさつの中で、「何世紀にもわたり、東洋と西洋の美学や文化、建築と技術がマカオで出会い、融合し、マカオの歴史地区は東西の文明が混じり合った非常に珍しいケースとなっている。この独特の風格を備え、東西文化の融合・共存を体現する都市が世界遺産都市機構に加盟したことを心より歓迎する」と述べた。
マカオ特区文化遺産委員会の梁頌衍委員が発言し、「マカオの歴史地区は文化融合の傑出した事例であり、これまでの15年間、マカオでは都市を保護しようという意識がますます高まり、特に若い世代が積極的に関わって、マカオの文化保護の取り組みは上の世代から下の世代へと引き継がれている」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年8月8日