人的資源・社会保障部(省)はこのほど「新職業——オンライン予約配達員の雇用・景気の現状分析報告」を発表した。それによると、オンライン予約配達員の学歴は中学校卒業と高校卒業が中心だが、大学卒業(大専<短大・高専>、本科<4年制大学>、修士課程とそれ以上)の割合も15%に迫るという。「中国青年報」が伝えた。
2020年3月、オンライン予約配達員は国の新職業に加えられた。同報告によると、19年にフードデリバリープラットフォームの美団点評で収入を得た配達員は398万7千人に達し、前年同期比23.3%増加した。そのうち登録された貧困人口25万7千人のうち、これまでに25万3千人が貧困脱却を実現し、貧困脱却率は98.4%だった。新型コロナウイルス感染症が起きてから、今年1月20日から3月30日までの間に、美団プラットフォームで新規登録をして収入を得たオンライン予約配達員は45万7800人に達した。美団のデータでは、配達員の30%が月収5千元(約7万7千円)以上で、50%が一家の収入の主な担い手だという。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年9月1日