来年元日の列車チケットの予約が今月3日から始まった。中国鉄道当局の規定では、列車チケットは30日前から予約できることになっており、3日から、オフィシャルサイト・12306、スマホアプリ、電話などで2021年1月1日の列車チケットを予約できる。駅の窓口や代理店での予約は今月5日からとなる。元旦に合わせて1月1日から3日が3連休となる。北京日報が報じた。
オンラインでチケットを予約する場合、30分以内に決済する必要がある点は注意が必要だ。30分以内に決済が行われない場合、予約が自動的にキャンセルとなる。そのため、発売開始と同時にチケットが予約できなかったとしても慌てる必要はなく、中国の鉄道オフィシャルサイト・12306やアプリ12306の「再販チケット自動購入」機能を活用することができる。一人に付き、2つの時間帯のチケット4枚まで、「再販チケット自動購入」の予約をすることができる。予約しておけば、システムが順次自動で再販されたチケットの予約をしてくれる。例年の状況からして、発車日の1日から2日前頃に、スケジュール変更のため、予約をキャンセルする人が出てくる。特に、午後10時から11時にかけて、キャンセルが最も多い時間帯となる。また、発車日に近づくと、チケット販売システムが残っているチケットなどの追加販売を行うため、チケットが現時点で購入できなかったとしても、心配する必要はなく、それらの情報を随時チェックすることができる。
その他、ユーザー体験を向上し、詐欺メールなどのリスクを低減するために、鉄道当局はこのほど、アプリ12306のメッセージ通知方法を調整した。オンラインでチケットを予約、予約変更、出発・到着駅の変更、キャンセルなどをする場合、ショートメッセージによる通知はなくなり、手続きが完了すればアプリから通知音が鳴るようになった。また、微信(Wechat)や支付宝(アリペイ)と紐付けして通知を受け取ることもできる。疑問を生じたような場合は、鉄道当局に電話(12306)で問い合わせることができる。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年12月3日