アスファルト舗装道路の古くなった材料を100%回収することが可能で、施工中に煙が立つこともないといった新型負圧低酸素熱風循環加熱方法が先ごろ、全国路面循環経済・再生技術新成果シンポジウムで公開された。これによりアスファルト舗装中の「加熱すれば必ず煙が立つ」という従来の認識を改めている。
同技術は現在、合肥~巣湖の主要幹線区間で使用されている。情報によると、同区間は路面が崩れ、アスファルトが老朽化し、わだちができるといったさまざまな問題があった。道路の整備・メンテナンスは交通に大きな影響を及ぼし、高品質が求められた。嘉鵬JP6000アスファルト路面クリーン化現地熱再生技術を採用した施工により、古くなった材料の完全な回収を実現し、かつ施工中の騒音が小さく、煙が立たなかった。さらには交通にも影響を与えることなく、周辺住民に悪影響を及ぼさなかった。
シンポジウムは「循環・省エネ・グリーン」をテーマに、安徽省合肥市で開かれた。中国道路学会が主催。交通運輸部(省)道路科学研究院首席研究員の王旭東氏、重慶交通大学教授の郭小宏氏ら道路循環経済発展分野の専門家10人が、全国路面循環経済・再生技術の関連成果、政策の解析、発展の現状、未来の応用などをめぐり議論した。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年9月29日