中国共産党中央委員会(中共中央)は30日午前に初の記者発表会を開き、中国共産党第19期中央委員会第5回全体会議(五中全会)の精神を紹介し、解説した。新華社が伝えた。
徐麟中央宣伝部副部長(国務院新聞弁公室主任)は「中共中央の記者発表会制度の設置は、中国の特色ある社会主義が新しい時代に入るという歴史的条件の下で、情勢の発展と時代の要請に適応して、中国共産党による全面的指導を堅持・強化し、中国共産党の国家統治能力を高めるための重要な制度整備、制度革新だ」と述べた。
国家発展改革委員会の党組織構成員で副主任、国家統計局の党組織書記で局長の寧吉喆氏は「第14次五カ年計画期間には、『提議』の要求に従い、共同富裕化を着実に推し進め、労働に応じた分配を主体として堅持したうえで、様々な分配方式を併用し、第1次分配における労働報酬の比重を高め、賃金の合理的な増加メカニズムを整え、低所得層の所得向上に力を入れ、中所得層を拡大する。生産要素の寄与度に応じた分配の政策・制度を整え、中低所得層の要素所得を増やす。再分配の仕組みを整え、税制・社会保障・交付金などによる調節の強度と精密性を高める。第3次分配の作用を発揮し、慈善事業を発展させる」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年10月30日