中国共産党中央委員会(中共中央)はこのほど、改訂「中国共産党統一戦線活動条例」(以下、「条例」)を通達するとともに、その厳格な執行を各地区・各部門に指示する通知を出した。新華社が伝えた。
「通知」は、「2015年5月に中共中央の通達した『中国共産党統一戦線活動条例(試行)』は統一戦線の強化と発展に重要な役割を果たした。新たな情勢・任務・要請に基づき、中共中央はこれを改訂した。今回改訂した『条例』は、習近平による新時代の中国の特色ある社会主義思想を指導とし、統一戦線活動の強化と改善に関する習近平総書記の重要思想を深く貫徹し、統一戦線活動に対する中国共産党の集中的で統一的な指導を堅持及び強化し、統一戦線分野における中国共産党・国家機関改革の精神を強化・深化し、統一戦線活動の科学化・規範化・制度化水準の向上に力を入れた、新時代の統一戦線活動における基本的準拠だ。『条例』の改訂と実施は最も広範な愛国統一戦線を強化し、発展させ、社会主義現代化国家の全面的建設と中華民族の偉大な復興という中国の夢の実現のために広範な力による支持を提供するうえで重要な意義を持つ」と指摘。
また「通知」は、「各級中国共産党委員会(中国共産党組織)は新時代の統一戦線活動達成の重要性を十分に認識し、中国共産党の統一戦線理論・方針・政策を全面的かつ正確に学び会得し、統一戦線活動の達成における主体的責任をしっかりと履行し、統一戦線をしっかりと発展させ、統一戦線活動をしっかりと展開し、中国共産党と人民の事業の発展に有利な条件を創出する必要がある。『条例』の学習・宣伝と貫徹実施に真剣に力を注ぎ、各級中国共産党組織及び各級指導幹部の統一戦線意識を高める必要がある。中央統一戦線部は関係部門と共同で督促・指導を強化し、『条例』各規定の有効な貫徹実施を確保する必要がある。各地区・各部門は『条例』執行における重要な状況や提案を、速やかに中共中央に報告する必要がある」と指示した。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年1月6日