オムロンが展示する第6世代卓球ロボット。
多くの人はこうした展示品に興味を感じることだろう。そして今回の輸入博では、興味深さの中に科学技術が欠かせない。オムロンが展示する第6世代卓球ロボットには「人の心を読む」機能が備わり、人間のコーチと同じようにプレイする人の気持ちを感じ取ることができる。自撮りボックスは被写体になる人の両手を自由にした上、自動で修正もしてくれて、写真スタジオでプロが撮影したのと変わらないの写真を撮ることができる。
車椅子型の新型超小型車
車椅子型の新型超小型車、5Gデジタル化社会の未来図、8K量子ドットLED技術(QLED)を使用したスクリーン、笑顔で対応する自動販売機、歩行トレーニングロボットなどは、科学技術のすごさをまざまざと感じさせてくれる展示品だ。
新型コロナウイルス感染症の影響により、人々は以前よりも医療や健康に注目するようになった。今回の博覧会に、オムロンは世界初の心電図(EKG)測定機能つき家庭用電子血圧計を出展する。アジアでの初出展にもなる。
アプタミル社が昨年展示した、赤ちゃんの便の観察を通して健康状態をチェックするアプリケーション「黄金便便デコーダー」は大きな注目を集めた。今年も初期段階のアルツハイマーへの栄養介入の臨床研究、プロバイオティクスと授乳期の乳腺炎の予防・治療、新バイオティクスと乳幼児のアレルギー予防などを発表する。