インドネシアのルフット・ビンサル・パンジャイタン海洋・投資担当調整大臣は4日、12月に900万人が中国が開発した新型コロナウイルスの実験ワクチンを接種する計画だと発表した。海外網が報じた。
北京科興生物制品有限公司とインドネシアの国営製薬会社・バイオファルマ(Bio Farma)は共同で、西ジャワ州でワクチンの第3期の臨床試験を行う。インドネシア政府は、「ワクチン接種により、当国の人気観光地であるバリ島の制限を計画通り、2021年の初めに解除できるだろう」としている。
米ジョンズ・ホプキンズ大学の最新統計によると、インドネシアではこれまでに42万1731人の新型コロナウイルス感染が確認され、死者は1万4259人に達している。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年11月6日