国家統計局のサイトが伝えたところによると、今年10月の社会消費財小売総額は3兆8576億元(1元は約15.9円、約61.3兆円)に上り、前年同期比4.3%増加し、増加率は前月を1.0ポイント上回った。このうち自動車を除いた消費財小売総額は3兆4868億元で同3.6%増加した。中国新聞網が伝えた。
1-10月の社会消費財小売総額は31兆1901億元で同5.9%減少した。自動車を除くと28兆1428億元で同6.0%減少した。
事業所の所在地域別にみると、10月には都市部の消費財小売総額が3兆3498億元で同4.2%増加し、農村部は5078億元で同5.1%増加した。1-10月では、都市部が27兆341億元で同6.0%減少、農村部が4兆1559億元で同5.4%減少した。
消費の項目別にみると、10月には商品の小売総額が3兆4204億元で同4.8%増加した。外食の売上高は4372億元で同0.8%増加したが、9月は2.9%減少した。1-10月には消費小売総額が28兆2303億元で同4.0%減少し、外食売上高は2兆9598億元で同21.0%減少した。
1-10月の全国オンライン小売額は9兆1275億元で同10.9%増加し、増加率は1-9月を1.2ポイント上回った。このうち実物商品のオンライン小売額は7兆5619億元で同16.0%増加し、社会消費財小売総額に占める割合は24.2%に達した。実物商品オンライン小売額のうち、食品は34.3%、衣類は5.6%、日用品は17.4%増加した。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年11月16日