国家統計局が15日に発表したデータによると、今年1-2月の社会消費財小売総額は前年同期比33.8%増の6兆9737億元(1元は約16.8円)に上り、2019年同期と比べると6.4%増加し、2年間の平均成長率は3.2%だった。このうち自動車を除く消費財の小売額は同30.4%増の6兆3076億元で、2年間の平均成長率は2.9%だった。1-2月の社会消費財小売総額の物価要因を考慮した実質増加率は34.3%で、2年間の平均成長率は1.2%だった。中国新聞網が同日伝えた。
経営機関の所在地別にみると、1-2月の都市部の消費財小売額は同34.9%増の6兆552億元で、2年間の平均成長率は3.4%だった。農村部は同26.7%増の9185億元で、2年間の平均成長率は1.3%だった。
消費タイプ別にみると、1-2月の商品小売額は同30.7%増の6兆2651億元で、2年間の平均成長率は3.8%だった。飲食売上高は同68.9%増の7085億元で、2年間の平均成長率はマイナス2.0%だった。
1-2月の全国オンライン小売額は同32.5%増の1兆7587億元で、2年間の平均成長率は13.3%だった。このうち実物商品は同30.6%増の1兆4412億元で、2年間の平均成長率は16.0%で、社会消費財小売総額に占める割合は20.7%だった。実物商品のオンライン小売額のうち、飲食品は41.6%増加して、2年間の平均成長率は33.8%、衣類は44.3%増加して2年間の平均成長率は8.7%、雑貨は25.1%増加して2年間の平均成長率は16.0%だった。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年3月15日