「中国商務部(省)と税関総署はこのほど、対外貿易と外資誘致、対外投資などのデータを発表し、今年1-11月の経済情勢に関して報告した。」
▷1-11月の消費市場の運営状況
今年11月には、社会消費財小売売上高が前年同期比5.0%増の3兆9514億元(1元は約15.9円)に上り、増加率は前月を0.7ポイント上回った。自動車を除いた社会消費財小売売上高は同4.2%増の3兆5497億元だった。
1-11月の社会消費財小売売上高は同4.8%減の35兆1415億元だった。うち自動車を除いた社会消費財小売売上高は同5.0%減の31兆6884億元だった。
▷1-11月の対外貿易の状況
今年1-11月には、中国の物品貿易の輸出入額が29兆400億元(1元は約15.9円)に上り、前年同期比1.8%増加した。このうち輸出は同3.7%増の16兆1300億元で、輸入は同0.5%減の12兆9100億元だった。輸出から輸入を差し引いた貿易収支は同24.6%増の3兆2200億元の黒字だった。
11月の対外貿易輸出入額は同7.8%増の3兆900億元だった。
▷ 1-11月の外資誘致の状況
今年1-11月には、全国の実行ベース外資導入額が8993億8千万元(1元は約15.8円)に上り、前年同期比6.3%増加した(銀行、証券、保険分野を含まず。以下同)。このうち11月の実行ベース外資導入額は987億元で同5.5%増加し、8ヶ月連続で前年同期比増加率がプラスになった。
▷ 1-11月の対外投資の状況
今年1-11月に、中国国内の投資家が非金融分野の直接投資を行い、累計投資額は6593億6000万元に達し、前年同期比3.1%低下した。
(編集JZ)
「人民網日本語版」2020年12月31日