国家能源局によると、中国は第13次五カ年計画期間中に積極的にエネルギー供給改革を推進した。エネルギー自給率は常に80%以上を維持した。人民日報が伝えた。
中国の原油生産量は2年連続で安定的に増加し、今年は1億9400万トンにのぼる見通しだ。天然ガスは4年連続で年間100億立方メートル以上増産しており、今年は1860億立方メートル以上にのぼるとみられる。
同時にクリーンエネルギーの開発利用を力強く推進している。水力発電、風力発電、太陽光発電、建設中の原子力発電所の設備容量など複数の指標で世界一を維持している。
エネルギーインフラ整備を力強く推進している。省や区を跨ぐ重要送電ルート23本が完成し、稼働開始した。全国大電力網の接続がほぼ実現され、「西電東送」(西部地域で発電した電気を東部地域に送電)能力が2億6000万kWにのぼった。4大油ガス輸入戦略ルートがほぼ形成され、資源配置能力が大幅に向上した。
中国のエネルギー普及サービス水準も5年間で大幅に向上している。新たな農村電力網整備・アップグレードが完了し、全国農村大電力網カバー範囲内で動力用電力が通じ、農村電気化率が18%にのぼっている。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年12月25日