湖北省党委員会宣伝部の企画・指導の下、中国中央テレビの映画チャンネルやテレビ局・湖北広播電視台などが共同で製作し、中国初の新型コロナとの闘いを描いたドキュメンタリー映画「武漢日夜(Days and Nights in Wuhan)」が、今月22日から中国全土の映画館で公開される。新華網が報じた。
曹金玲(ツァオ・ジンリン)監督がメガホンを取った「武漢日夜」は、ナレーションもなければ、付け加えられたセリフもない。ICUの医療関係者と患者を主軸にし、深夜に妊婦を移送するボランティアや湖北省支援医療チームにも触れながら、非常にリアルな映像を通して、皆が一致団結して新型コロナウイルスと必死に闘う感動の物語を描写。湖北省と武漢市の新型コロナウイルスとの闘いが蘇るシーンが収められている。
「武漢日夜」で採用されている映像は、湖北広播電視台及び湖北省の他のメディアの記者が新型コロナウイルスとの闘いの第一線に入り、そこで長時間かけて撮影したものばかりで、大量の貴重な映像が初公開される。それらリアルな映像の背後にある感動の物語をありのまま伝えるために、製作チームは多くの時間をかけて、1000時間にも上る大量の映像を厳選し、丹念に製作して完成させた。
李■チーフプロデューサー(■は王へんに韋)は製作した目的について、「『武漢日夜』は、平凡な1日1日を記録し、新型コロナウイルス感染が拡大する中での平凡な人々や家庭を描き出している。家族への思いとそばにいてくれる人、そして貴重な幸せな生活の大切さを教えてくれる」と説明する。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年1月20日