桜が次々と満開を迎えている上海顧村公園(写真著作権はCFP視覚中国が所有のため転載禁止)。
昨年の今頃、上海市宝山区の顧村公園は、コロナ感染拡大のため閉園が続いており、市民は「クラウド花見」をせざるを得なかった。1年経った現在、すでにいくつもの花がほころび始めている。「2021年上海桜まつり」は、同園で、3月12日から4月12日まで開催されている。
園内に植えられている早咲きの大寒桜やオカメ桜は、すでに散り初めており、ヒラヒラと舞い落ちる花びらがロマンチックで美しい。寒緋桜や彼岸桜など早咲き・中咲きに属する種類は、ちょうど見頃を迎え、枝いっぱいに咲き乱れている。昨年末に新たに植えられた数百本の陽光桜は、ちょうど咲き始め、桜の林の中で、華麗な美しさをのぞかせている。園内で最も数が多いソメイヨシノは、春の雨によって潤い、つぼみが静かに開花を待っており、今月中~下旬には満開を迎える見込み。ソメイヨシノが満開になると、顧村公園は、空を覆いつくすほどの「桜の海」へとその姿を変えていく。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年3月16日