財団法人・日本相撲協会(北の湖敏満理事長)が、保有していたTBS株を売却していたことが22日わかった。
文部科学省に提出した財産目録によると、同協会は04年末現在で、TBS株を16万6320株保有していた。売却額は6億数千万円とみられる。
同協会幹部は「売却した時期は10月中旬。市場で売却した。取得した時より、結果的に高い額で売れた」と説明。楽天は10月13日に三木谷浩史社長が記者会見し、TBSの発行済み株式の15%強を取得したことを明らかにしているが、この点について、同幹部は「たまたま時期が重なった」と話している。