大相撲春場所で勝ち越した後、「高血圧」の診断で途中休場した大関・栃東(30)=玉ノ井部屋=が27日、東京都内の病院で頭部を再検査した。栃東は「春場所中に続いた」という頭痛について、「高血圧が原因で、脳梗塞(こうそく)によるものではない、と診断された」と話した。師匠の玉ノ井親方が、現役続行か引退かについてまで言及したことに触れ、「自分はやめるなんて一言も言っていない」と引退説を否定。だが夏場所の出場は「体を休めることが第一なので、まだ考えていない」と語った。4月からの巡業は、土俵入りだけ参加する。
毎日新聞 2007年3月27日 19時45分 (最終更新時間 3月27日 21時50分)