春場所12日目から休場した西大関・栃東(30)=玉ノ井部屋=が25日、検査のため入院していた大阪市内の病院を退院し、部屋の千秋楽パーティーに出席。栃東は「脳こうそくが起こった跡があると診断された」と明かした。今後については「帰京後に主治医とも相談する」と語った。
栃東は「脳こうそくと聞いた時はショックだったが、手足が動かなくなる場所ではない」と説明。4月からの春巡業には土俵入りで参加するといい、「頭に異状があるというのは怖いが、やらなきゃいけないとも思う。親方には(進退は)『お前が決めろ』と言われた」と述べた。
毎日新聞 2007年3月25日 22時52分