プロ野球ソフトバンクからフリーエージェント(FA)宣言した城島健司捕手(29)が米大リーグのマリナーズと3年間の契約で合意したことが21日、分かった。日本人捕手がメジャー契約を結ぶのは初めて。マリナーズにはイチロー外野手がおり、大リーグ球団に2人の日本人野手が所属するのも初となる。
契約は出来高払いを含めた総額で最大1900万ドル(約22億6000万円)になる。早ければ同日中にもマリナーズが発表する見通しで、城島は日本時間の22日、福岡市内で記者会見する。
AP通信によると、1650万ドルが年俸分で、残りが出来高払い。代理人のアラン・ニーロ氏は同通信に「城島はマリナーズと契約する。球団は21日に発表するだろう。マリナーズは城島に、好印象を持ったようだ」と語った。(シアトル共同)