ローマ地裁は13日、パスポートを偽造した罪に問われていたサッカーのブラジル代表主将、カフー選手に無罪を言い渡した。
イタリア1部リーグ(セリエA)のACミランに所属するカフー選手は、チームの外国人選手枠から外れるために、欧州連合(EU)の市民権を得る目的でパスポートを偽造したとして、2000年から捜査対象となり起訴された。判決前日の12日に、禁固九月を求刑されていた。同じ罪で起訴された妻も無罪となった。
判決は、ワールドカップ(W杯)1次リーグのブラジル-クロアチアの当日だった。(ローマ共同)
毎日新聞 2006年6月14日 11時18分 (最終更新時間 6月14日 11時20分)